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2008年7月2日水曜日

モンスターペアレンツは、プアースクールと同じ?


モンスターペアレンツとは何か?
昨日から始まったフジテレビの番組、モンスターペアレンツ。学校と父兄の問題をテーマにした番組で、学校に話す内容でもないことを常識のないことで押し切る父兄が多くいるという話だ。もちろん、その話は、耳にしたり、ひょっとして、自分もその傾向にあるかもしれないと思ったりもする。
その反対に対峙するプアースクール
テレビの内容だけ見ていると、父兄側の部分がクローズアップされているが、学校側と父兄側との問題でこの溝は広がってしまった気がしてならないのだ。学校の対処の仕方も、機敏ではないし、先生の質の問題も正されなければいけないことだろう。
 いじめにしても、対処が遅く、相談しても担任のところで止まっていて、その後で大騒ぎというのが学校の実情で、学校が何おために存在するのかを考えれば、子供のためなのだという根本的なことが置き去りにされてしまっている。子供が学校であったことやその他のことを楽しく話したり、学校に行くのが楽しい状態であれば何の問題もない。
 少人数で子供を見られることを考えれば、今の先生の環境はいいのだろう。しかし、先生側には、よけいな書類を多く作らなければならない事情があって、生徒と接する時間がないという。現場を解らない文科省が決めることは、的がいつも外れているのは、古今東西のことだから仕方がないにしても、生徒の能力を伸ばせる先生が良い先生なのだが、授業を見ても教え方が下手だと素人が感じてしまうのでは、先生としても反省してほしいと思ってしまうこともある。
 結局は、先生と生徒、父兄の3者の間で信頼関係や連結が出来ていればこのようなことは起こらないのだが、現実的にはこのバランスが崩れている現状の中でモンスターペアレンツプアースクールなる言葉が出来てしまうことになる。