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2007年8月22日水曜日

フジテレビの深夜番組の質の悪さにびっくり。

 8月22に日の1時頃、フジテレビで放映されていた深夜番組に唖然とさせられた。4月に入社したばかりのアナンサーが出ていたことにも驚いたが、お笑いの二流の若手タレントとの番組であった。
 内容は、蒸し器に入っているバスローブを裸になっているアシスタントディレクターが身につけるというもの。当然ながら、料理用の蒸し器で湯気の立っている状態のものを裸できるのだから、1秒ほどしか着れなかったのだが、やられた方も「シャレにならない。」と言いながら、怒っているし、それを見ている周りも馬鹿笑いに興じている。度が過ぎるとはこの様なことなのだろう。制作している側は、全くの受け狙いで、何の情報にもなりはしない。この場が楽しければ良いただそれだけで満足している。
 ただこのことが気になったのは、このシーンを子供が見ていたらどう感じるだろうか。いじめの行為にマネされたら大変なことになるだろう。この番組のアホさ加減には怒りしか感じないし、元々フジテレビ自信はモラルの制御というものはないのだとつくづく感じてしまった。だから、堀江のときのいざこざの様は馬鹿らしかった。報道を楯にして、テレビ局を正義にしていたのが不快に思ったし、例の納豆問題にしても、関西テレビの性にして、フジ自身は知らぬ存ぜぬで謝罪もしなかったのは驚きである。電波を通じての公共性を訴える資格もないレベルだ。自分のテレビ局で放送している限りは、当然として責任があるし、責任を持たなければならない。
 まして、この様な番組が、いじめのヒントになり、そのようなことが行われたとしたら、済まないでは済まないし、。笑い事では済まされない。ならば、風景のビデオ出を流していた方がましである。また、アナウンサーの4月に入ったばかりの人がもうテレビに出てしまうのにも驚いた。公共のものと考えれば、日本語や言葉使いも含めて教育してテレビに出てきてほしいものだ。かわい子系のアナウンサーも良いのだが、タレントではないので、そのようなもので視聴率を上げると考えているなら、情報番組や報道をいかにも主に放送しているかのごとく会社は言っているが、前面否定を視聴率の取れるバラエティー専門のテレビ局になれば良いのだ。そろそろ、視聴率に媚びない正統派の番組で視聴率が取れるアイディアを考えなければ、テレビの生命線は必要のないものになってしまうのだろう。危機感を持って番組作りをしてもらいたいものだ。